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牛の履歴書って生々しい・・   

2007年 02月 07日

昨年親戚が亡くなった時、香典返しがカタログだった。
香典返しでカタログとは珍しいなぁと思いつつ、しゃぶしゃぶ用の鹿児島牛をセレクト。

届いた冷凍のお肉には、牛の履歴書ともいえる固体識別情報の書類が付いてきた。

これが何とも生々しい。

誕生日から屠殺日まで載ってるのだ。
我が家に来た牛は、平成10年12月23日生まれ、屠殺されたのが平成18年12月22日。

息子なんて、
「後1日ぐらい殺すの待ってあげればよかったのに・・誕生日の前の日に殺されちゃうなんて可哀想だ・・・」
とか言ってるし。

牛にとっては誕生日なんて関係ないと思うけど、確かにそう思う気持ちもわかる。

普通なら「肉」としか見ない物を、「牛」と認識させてくれたのが、この固体識別情報なのであった。
牧場で草を食んでる牛を連想しちゃったり・・・(^^;)。

複雑な心境になるけど、生きている物を殺して食べているんだって事を改めて認識するにはいい事なのかもしれない。

私は、父親が猟をしたから、鶏肉として処理される前の鳥の死骸なんかも何度も見ているけど、息子にはそういう機会無いし。

牛の履歴書って生々しい・・_c0014187_1545071.jpg
これが固体識別情報がついていた牛肉。
名前なんて書いてあったら、もっと生々しいんだろうなぁ(^^;)。

by tako-taku | 2007-02-07 15:26 | レシピ:おかず系 | Comments(0)

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